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pisonは、しがない介護福祉士。 家に帰れば「人生」に付随するあれやこれやに翻弄されつつ、お年寄りの前では明るく歌うリンゴの歌。
プロフィール

pison

Author:pison
pisonは一女三男の母。(うち1人は早々天国でPisonを待ってる)
仕事は介護福祉士。
若い人にはぜんぜんもてないけれど、白内障ぎみのお年寄りの目からはしごく美人に見えると評判。

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末っ子の中学の合唱祭に行って帰宅したところ。

みんながんばって歌ってた。
しょっぱなが末っ子のクラスでまあまあの出来で、安心したら眠くなって後は終盤まで熟睡してしまった。

私ってね、小学生の頃から女子の
「おトイレ付き合って。」
みたいなあの女同士の結束みたいなのが苦手で、今でもそれを引き摺っているのかお母さんの集団ってのが苦手なんです。
だから、学校行事はなるべく出席するものの、帰宅するとそこはかとなく疲れて気持が沈みます。

人と合うのが苦手というほどでもなく、人に関係する仕事をしているし、そういうこと自体楽しいとさえ感じるのだけど、なぜか学校関係の人間関係は別のくくりになってるみたい。

保護者会だって出るし、顔見知りの人とは挨拶だって話しだってする。
でも、学校から帰るとすごく疲れる。

まあそんなこと言っても、もう中学を卒業すればこの世界から足を洗えるってことだし。
高校は保護者会なんてそれほど頻繁にないかな?
上の息子の時は養護学校という特殊な場合だったからかなり学校へ行くことも多かったけど、普通の高校ならあんまし学校へ行く機会もないだろう。

それにしても、なんで学校へ行くと気持が沈むんだろう?
出来の悪かった自分の生徒時代が思い出されるからか?

頭が悪くて見栄えも地味で悪いことなんかはしないけど、かといって良いこともせず、何一つ活躍することもなく過ごした自分のアノ頃とわが腹を痛めて産んだわが子たちが重なってしまうんだろうか?

我が子たちは、さすがに私のDNAで構成されていることもあり、反社会的な行動はしない良い子です。
しかし、合唱祭ではお口が空いてるのか??という覇気の無さ。
学習面では母のようなおまぬけな成績は取ってこないことにほっとしているが、それでもいわゆる学校の教育が目指している
『しっかり挨拶をする子』
『健康な身体』
『なんにでも挑戦する逞しい子』
という典型的な目標からかなりずれているわけで、それゆえの居心地の悪さなんでしょうか?

我が子がなんとなく集団という世界の中で群れに溶け込んでいない様子を見ると、私自身がお母さん集団に溶け込めないアウトローだからなのかと罪悪感めいたものを感じてしまうのか?

上の息子の迎えに行くと、車の中でぼそっと息子が言うんだな。
「仕事は好きなんだけどよ。一緒に働いてる人ともなんとなくうまくはやってるんだけどさ。でも、昼休とか一緒にいると話が合わないんだよ。なんというか馴染めないというか・・疲れる・・・。」
そう言うのを聞くにつけ、我が家の気質が脈々と受け継がれているのを感じぞっとするわけです。

みんなちがってみんないい。
金子みすずセンセイがおっしゃっていますからこんな集団になじめない家族がいたっていいじゃないか。
別に誰とも話さないというほどの人間嫌いじゃないんだし。

しかし、そう言いながらも、初めての子が小学校に入った時の担任の言葉が呪文のように思いだされます。
「お友達が作れない子はダメです。」

作れないわけじゃないんだけどね。
特に友達いないと何もできないつうほど必要と感じていないわけで。

さあ、ごたく並べていないで夕飯の準備しようっと。













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