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pisonは、しがない介護福祉士。 家に帰れば「人生」に付随するあれやこれやに翻弄されつつ、お年寄りの前では明るく歌うリンゴの歌。
プロフィール

pison

Author:pison
pisonは一女三男の母。(うち1人は早々天国でPisonを待ってる)
仕事は介護福祉士。
若い人にはぜんぜんもてないけれど、白内障ぎみのお年寄りの目からはしごく美人に見えると評判。

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久しぶりに兄と会ってきた。

兄と会って話すのはかれこれ三年ぶりかそれ以上か?
楽しい時間はあっという間に過ぎる。
気がつくと1時に入ったファミレスの時計が5時になっていた。

兄は今仕事上で不遇な境遇にいるのだけれど、それなりに踏ん張ってまっとうに生きている。
一時は、あまりの境遇に鬱になるか世をはかなんでしまったらどうしよう・・・と心配していたが51年も生きているとそれなりに強さを身につけるものなのかもしれない。

三歳ちがいで生まれた兄と私は小さい頃はとても仲が良かった。
ほんの小さい頃は、『お客さんごっこ』と名づけた遊びをした。

私の子供の頃は寒い寒い冬の夜は敷いた蒲団がつめたくて、そこにはいるのにかなりの勇気を必要としたっけ。
勇気をもって蒲団に突入し自分の体温でやっとこさ温もっていくのを体を固くして待つ時間のながいこと。

その時に、兄と私は並んで敷いた蒲団をいろいろと工夫して温める遊びを考えた。
かなり温かくなったら相手のお蒲団にお客さんとして入りに行くのです。

「pisonちゃん、こっち温かくなったよ。」
「ハーイ、お邪魔します。わーお兄ちゃんあったかいね~。」
次は私のお蒲団に兄がお客さんとして遊びに来る。
「pisonちゃん、あったかいよー。」
「うーん、こっちも温かいね。」

寒いから鼻より先しか蒲団から出さないで一個の蒲団で寄り添っていた小学校の二年生の私と四年生の兄。
今から思えば、幼いというかあんな頃があったんだね。

それからもきょうだい三人は仲良しで、中学生の頃は父が死の病で入院し母が病院に泊り込んで家にいなかったから三人だけで生活していた時期があったり、身を寄せ合うようにしてきた。

私は結構早く結婚したけど、あの時なんとなく兄は面白くない様子だったっけ。
その複雑な心境はずっと後になってわかった。
兄が30代も半ばで結婚した時、私は自分の方が先に家を出て子供もいたにもかかわらず、兄の結婚が面白くなかった。なんだか兄を取られたような気がした。
兄も早々に家を出て行った私を主人に取られたように思ったのかもしれない。

「pisonをもらってくれる人が現れるとはなぁ・・俺は神の存在を信じるよ・・。」
近所のオバサンが
「この子は・・・・・。」
と言ったきり後に言葉が無かったという見目麗しくない、頭も悪くて、いつも鼻くそほじくっていた私である。
小さい頃からそんなことを見て育った兄にとって私の早い結婚は神の奇跡のように見えたらしいのです。

話しの途中で電車の中で読んできたケアマネの参考書を指して
「お兄ちゃん、私これに挑戦してみようとおもって。」
というと、兄はちょっとお茶目な顔して紙袋からゴソゴソと一冊の本を
「俺もさ、これ受けるんだ。」
宅建の試験の問題集だった。
「ケアマネいつ試験?」
「10月だよ。」
「俺も10月なんだ。今さ家で子供達がみんな勉強していてさ、俺もなんか勉強しなくちゃって気になってさ。」
「あはは、おんなじ~私も子供たちが受検や検定試験で勉強してるんでなんだかさ、お母さんもなんかやらなくちゃって思ってさ。」
「あはは、おんなじだね。」

笑える会話の合間に、兄の現在の苦境の話もでる。
兄も苦境、弟もずっと心の病気で苦境、私も結構なんだかんだの人生をたどってる。
人生なんてうまくいくことの方がマレまのかもねぇ・・・なんて話ながら、二人で今日のところの暫定的な結論を出した。

どんな人生であれ、どんな状況であれ、自分が自分を幸せと感じるならそれは幸せ。
どんなに人に羨ましがられる恵まれた状態でも、その人自身が幸せと思えないならソレはまぎれもなく不幸。
状況ではなくて、幸せかどうかは自分で決めるんだってこと。

51歳の兄と49歳の妹はたっぷり4時間思う存分しゃべくり、それぞれの家に帰っていきました。
兄のこの先の人生に幸多かれと祈る妹でした。





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